ルーターモードとブリッジモード(アクセスポイント)の違い
TP-Linkのルーターをブリッジモードに切り替えると機能の多くや管理画面の構成などが大きく変わります。この記事ではそれらについての解説を行います。
以下のリストで主な機能のルーターとブリッジモードで利用の可否を記載しています(LEDコントロールなどは機種によってはブリッジモードでも使えません):
一般的に無線LANルーターはルーターとWi-Fiのアクセスポイントの機能を兼ね備えたものを指します。
ルーターとはインターネットを複数のパソコン等で利用できるように分岐をさせ(DHCP)、その機能に基づいて保護者による制限やアクセスコントロール等の管理機能やVPNサーバー機能を利用します。
アクセスポイントは単にルーターと無線機器の橋渡しをするだけです。
注意: 一部のルーターには動作モードの切り替え機能を備えていないものがあり、手動でDHCPの無効化とLANIPアドレスを変更する必要があります(How to Configure TP-Link N router as a wireless Access Point?)。設定後はWANポートは利用できず、上のリストの通り管理機能も利用できなくなります。
次にArcher C7 V5を例に実際の画面の違いを説明します。
Archer C7がルーターモードだとこのような表示になります:
動作モードをブリッジモードに切り替えると以下の様になります:
詳細設定メニューはルーターモードのみで利用をする機能なので非表示となります。LEDコントロール (おやすみモード), 時刻設定 (NTPサーバー), ワイヤレススケジュール, USB 共有はブリッジモードに切り替え後も利用可能です:
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