庭でパーティーや仕事をしたい、屋外カメラやスピーカーをワイヤレスで接続したいなど、屋外でもWi-Fiのニーズは高まっています。しかし、室内に設置されたルーターやアクセスポイントでは、Wi-Fiのカバー範囲や強度が十分に及ばないため、スムーズな通信が難しくなってしまいます。そこでおすすめするのが、屋外用Wi-Fiアクセスポイントの利用です。
TP-LinkのOmada屋外対応Wi-Fiアクセスポイントは屋外の厳しい環境下でもスムーズなネットワーク環境をお届けします。屋外イベントや庭・プール・カフェなどの屋外でWi-Fiを使用したい場合に最適です。屋外対応のWi-Fi中継器と連携して屋外カメラやスピーカーをワイヤレスで接続することも可能です。
- 屋外用Wi-Fiを展開する際に気を付けることは?
- 一般的な屋外用Wi-Fiソリューション
- TP-Link Omada屋外用Wi-Fiアクセスポイントの特徴
- Omada屋外用Wi-Fiアクセスポイントの選び方
- Omada屋外用Wi-Fiアクセスポイントについてのよくあるご質問
高速で効率的な屋外用Wi-Fi
MU-MIMO機能を搭載した屋外用Wi-Fi 6が、同時に複数のデバイスの高速通信を可能にします。
耐候性
IP67またはIP65の防水防塵性能に対応しており、過酷な屋外環境でも安心してお使いいただけます。
広範囲をカバー
Wi-Fi 6を存分に活かす専用のハイパワーアンプとアンテナを搭載し、屋外の広い範囲までWi-Fiを届けます。
屋外用Wi-Fiを展開する際に気を付けることは?
- 屋外環境: 従来の中継器やルーターは過酷な屋外環境下ではすぐに腐食したり、動作しなくなる場合があるため、屋外の環境については常に気に掛ける必要があります。
- Wi-Fi範囲: 必要なエリアに十分な強度を持ったWi-Fiが届くようにしてください。
- 設置方法: 手軽な設置が必要です。特にPoEは1本のケーブルでデータと電力を伝送する必要があります。
- 管理: 複数の屋外用Wi-Fiアクセスポイントを展開する場合は、集中管理が便利です。
- Wi-Fi速度: 複数のクライアントがネットワークに接続していても、バッファリングのないスムーズなWi-Fi通信が可能かが重要です。
一般的な屋外用Wi-Fiソリューション
屋外でパーティーや仕事をしたり、屋外にワイヤレスカメラやスピーカーを接続するのにWi-Fiが必要ですか?TP-LinkのOmada屋外用Wi-Fiアクセスポイントが屋外での高速で安定したWi-Fi接続を可能にします。ご家庭でもビジネスの場面でも様々なシーンにご活用いただけます。
1. 家庭での屋外Wi-Fi利用
庭/家庭用プール/物置/離れなどに
小規模なオフィスやご家庭での利用の場合は、ワイヤレスカメラ・スマートフォン・タブレット・PCなどの接続には通常1台または2台の屋外用Wi-Fiアクセスポイントが必要です。付属のパッシブPoEアダプターを使用し、Omada 屋外用Wi-Fiアクセスポイントを1本のLANケーブルを使って既存のルーターに接続し、データと電力を同時に伝送します。
2. 商用での屋外Wi-Fi利用
屋外イベント/商業用プール/アウトドアカフェ/公園/駐車場/遊園地/円形劇場など
中小規模のビジネスシナリオでは、通常、数十のクライアントと大きなオープンエリアに対して、複数の屋外用Wi-Fiアクセスポイントが展開されます。PoEスイッチまたは付属のパッシブPoEアダプターを使用して、Omadaアクセスポイントを1本のLANケーブルで接続します。特定のアクセスポイントをLANポートに接続するのが不便な場合は、Omadaメッシュ技術を使用すれば、配線の手間なく屋外用アクセスポイントをワイヤレスで接続できます。
TP-Link Omada屋外用Wi-Fiアクセスポイントの特徴
IP67またはIP65の防水防塵性能を備え、屋外での利用も安心*
IP67またはIP65の防水防塵性能を備えた強力な耐候性と-30〜70℃(-22〜158℃)の動作温度範囲により、屋外用アクセスポイントを過酷な屋外条件から保護します。これは、耐久性のあるASA素材で作られた筐体と特殊な防水アンテナによって実現されます。
*優れたWi-Fi性能と広いカバー範囲
802.11ac Wave 2 MU-MIMOに加えて高出力アンプと高性能アンテナを搭載し、2.4GHzと5GHzの無線帯域で優れたWi-Fi性能と広いカバー範囲を実現します。
PoEで柔軟に展開*
Omadaの屋外用アクセスポイントは、802.3af/atとパッシブPoE給電の両方に対応し、柔軟な展開をサポートします。また、PoEスイッチまたは付属のPoEアダプターを使用して、1本のLANケーブルを介して電力とデータを同時に供給できます。
柔軟な設置方法
付属の取り付けキットを使用すれば、壁や支柱などにかんたんに設置することができます。
いつでも、どこからでも集中型のクラウド管理*
Omada SDN(Software Defined Networking)プラットフォームは、アクセスポイント・スイッチ・ゲートウェイ等のネットワークデバイスを統合し、100%集中型のクラウド管理が可能です。1つの管理画面から全てを操作できる拡張性の高いネットワークを作成します。 Omadaアプリまたはウェブインターフェースでのスタンドアロン管理にも対応しています。
Omadaアプリで手軽に管理
スマートフォンやタブレットにOmadaアプリをインストールすれば、Omada屋外用アクセスポイントへのアクセスや管理などを手軽に行うことができます。
Omadaメッシュ技術で利便性の高い柔軟なWi-Fiの導入が可能に*
AP間のワイヤレス接続を可能にし、ケーブルを追加することなく範囲を拡張できるため、屋外のワイヤレス展開をより柔軟で便利なものにします。賢く自己組織化することでアクセスポイント間の経路を最適化し、たとえ1台に問題が発生したとしても、自己修復機能によってオンライン状態を維持します。
シームレスローミング機能で途切れることのないストリーミング*
802.11kおよび802.11vシームレスローミングは、クライアントが移動すると接続先アクセスポイントをスムーズに切り替えます。これによりVoIPなどのセンシティブなアプリケーションなども途切れることなく利用可能です。
Omada屋外用Wi-Fiアクセスポイントの選び方
現在、TP-Link Omadaシリーズには3種類の屋外用アクセスポイントがあります。屋外用アクセスポイントに接続するスイッチについては多数の製品をご用意しております。詳細は、TP-Linkスイッチおよび法人向けスイッチをご参照ください。
型番 | EAP610-Outdoor | EAP225-Outdoor | EAP110-Outdoor |
Wi-Fi速度 (5GHz)* | 1201Mbps | 867Mbps | - |
Wi-Fi速度(2.4GHz)* | 574Mbps | 300Mbps | 300Mbps |
LANポート | 10/100/1000Mbps×1 | 10/100/1000Mbps×1 | 10/100Mbps×1 |
最長接続距離(m)* | 300m (5GHz) 200m (2.4GHz) |
300m (5GHz) 200m (2.4GHz) |
200m |
電源 | 802.3at PoEまたは48VパッシブPoE (PoEアダプター付属) |
802.3af/at PoEまたは24VパッシブPoE (PoEアダプター付属) |
24VパッシブPoE (PoEアダプター付属) |
耐候性 | IP67 | IP65 | IP65 |
設置方法 | 支柱/壁面取り付け(取り付けキット付属) | ||
動作環境 |
|
||
クラウド集中管理 |
|
|
|
Omadaアプリ | √ | √ | √ |
Omadaメッシュ | √ | √ | - |
シームレスローミング | √ | √ | - |
MU-MIMO・バンドステアリング・ビームフォーミング | √ | √ | - |
推奨クライアント容量* | 60~80クライアント | 60~80クライアント | 30~50クライアント |
Omada屋外用Wi-Fiアクセスポイントについてのよくあるご質問
-
屋外用Wi-Fiアクセスポイントを展開する場合、PoEアダプターを購入する必要がありますか?
いいえ、パッシブPoEアダプターは、EAP225-OutdoorおよびEAP110-Outdoorに同梱されています。
-
屋外用Wi-Fiアクセスポイントをメッシュネットワークとして機能させるにはどうしたらいいですか?
詳細につきましては、 Omadaコントローラーのユーザーガイドをご参照ください:
メッシュ関連の説明は264ページにあります。その他Omadaメッシュについてのご質問はOmadaメッシュについてはこちらをご参照ください。
免責事項
*1. 最大ワイヤレス信号速度は、IEEE 標準 802.11 仕様から導出された物理速度です。 実際のワイヤレスデータスループットとワイヤレスカバレッジは保証されておらず、1) 建築材料、物体、障害物などの環境要因、2) ローカル干渉、トラフィックの量と密度、製品の場所、ネットワークの複雑さ、ネットワークのオーバーヘッドなどのネットワーク条件、3) 定格性能、場所、接続、品質、クライアントの条件を含むクライアントの制限により異なります。
*2. 60mとは実験室におけるテスト結果に基づく、パッシブPoEが機能する電源からの最長距離です。実際の距離はケーブルの種類によって異なります。
*3. シームレスローミングの利用にはクライアント側も802.11k/vに対応している必要があり、機種によっては設定を行う必要があります。また、ローミングの効果はクライアント端末の性能によって異なります。
*4. Omadaメッシュ・シームレスローミング・ Captive Portal・クラウドアクセスの利用にはOmada SDNコントローラーを使用する必要があります。詳細はOmada SDNコントローラーのユーザーガイドをご確認ください。
*5. 雷や静電気放電からの保護には、製品の適切なセットアップ、接地、ケーブル保護が必要です。
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