ブリッジモードにせずDMZの下でルーターモードで利用するには
対象製品:
auひかりなど、日本では海外と異なりホームゲートウェイと呼ばれる有線ルーターを契約時に貸与しその利用を強制させる場合が多くあります。
そういったルーターがある環境では無線LANルーターの利用はブリッジモードでの運用を余儀なくされ、TP-Linkの中・上位機種のルーターに備わっているHomeCareやVPNサーバーといった機能が利用できなくなってしまいます。
そういった場合はホームゲートウェイ側にDMZの設定を行い、TP-Linkルーターのインターネット接続タイプを静的IPに設定し、DMZで指定したIPアドレスに変更します。DMZ指定されたルーターは、インターネットからはインターネットに直接接続されているような状態となります。
このFAQの手順ではauのホームゲートウェイ(BL900HW)の下にTP-Linkのルーターを接続します。
やり方:
- ホームゲートウェイ側の管理画面にログインをしDMZを有効にし適当なIPアドレスを入力(今回は192.168.0.254)します。
- TP-Linkルーターにログインをして設定を行います。ログインの際は"tplinkwifi.net"もしくは"192.168.1.1"とブラウザに入力をしてください。
※auのホームゲートウェイとTP-LinkルーターはデフォルトのIPアドレスが同じなので、ホームゲートウェイのLANとTP-LinkルーターのWANを接続するとTP-LinkルーターのIPは192.168.1.1に自動で移行します。 - 基本 > インターネット を開き接続タイプを静的IPに設定し値を入力します(添付画像参照)。
IPアドレス: 192.168.0.254 (auのDMZに指定したIPを入力します)
サブネットマスク: 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ: 192.168.0.1
DNS: 192.168.0.1
-
また、もし依然として有線接続の機器がインターネットに接続ができない場合は、
いったんauのルーター・TP-Linkルーター・有線接続の機器すべての電源を切り5分ほどしてから再起動をしてみてください。
もし改善しない場合有線接続のPCと無線接続をしているスマートフォンなどのIPアドレスをご確認のうえご連絡ください。
https://www.tp-link.com/jp/faq-838.html
注意: DMZ利用時に速度や安定性の低下などがあった場合は、DMZでの利用を諦めてブリッジモードに切り替えてご利用ください。お問い合わせを頂いても解決は見込めません。
このFAQは役に立ちましたか?
サイトの利便性向上にご協力ください。