Omada Controller をLinuxシステムにインストールするには
注意: このFAQは、Linuxの中でもUbuntuを対象としてます。
この記事は Omada Controller v3 以降を対象としています。
Omada SDN Controller v5.0.29 以降については、FAQ 3272を参照してください。
Omada SDN Controller v4 については、 FAQ 2917.を参照ください。
Omada Controller は、EAP を管理するためのソフトウェアで、Windows と Linux のOSに対応しています。本記事では、Ubuntu Linux OSにインストールする方法を紹介します。
このFAQでは、おおまかに下記の順に紹介します。
- ダウンロードと解凍
- インストール
- 実際に使用する
- アンインストール
1. ダウンロードと解凍
TP-Linkのサイトのダウンロードページから、Omada Controllerをダウンロードしてください、最新版をダウンロードすることをお勧めします。
その後、管理者としてターミナルを実行し、ダウンロードしたフォルダのファイルにディレクトリを変更し、コントローラソフトウェアを抽出してください。
注意事項
(1) コマンドについて説明します。
- su は、管理者としてターミナルを実行することを意味します。
- ls は、現在のファイル内の一覧をリストアップするために使用します。
- tar zxvf Omada_Controller_v3.2.1_linux_x64.tar.gz" は圧縮ファイルを解凍するコマンドです(コマンド内の「Omada_Controller_v3.2.1_linux_x64.tar.gz」は ダウンロードしたController の圧縮ファイルのファイル名ですバージョンに応じて変動します)
(2) ファイルを右クリックして、「Extract Here」を選択しても、Controller のファイルを展開することができます。
2. インストール
解凍後、現在のディレクトリに「Omada_Controller_v3.2.1_linux_x64」というファイルが表示されていることが確認できます。
ディレクトリを「Omada_Controller_v3.2.1_linux_x64」に移動すると、解凍されたファイルの中に「install.sh」が表示されているはずです。
次に、「bash install.sh 」を実行します。「Install Omada Controller succeeded!」と表示されれば、Omada Controller のインストールに成功です。
インストール時に、/opt/tplink/eap_db_backupフォルダにバックアップデータベースがある場合、データベースを復元するかどうかの確認が表示されます。
注意事項
(1) Omada Controller を起動する前に、「jsvc」「curl」を先にインストールしてください。「apt-get install jsvc」と 「apt-get install curl」コマンドでインストールすることができます。
(2) このソフトは netstat コマンドも使用する必要がありますが、お使いの OS に net-tools (netstat コマンドを含む) がない場合、「apt install net-tools 」コマンドで net-tools をインストールすることができます。
3. 実際に使用する
Omada Controllerの状態を確認/変更するためのコマンドを紹介します。
- tpeap status -- Controllerのステータスを表示します。
- tpeap start -- Omada Controllerを起動します。
- tpeap stop --OmadaControllerの起動を停止します。
Omada Controller を起動すると、同一ネットワーク上かららWebブラウザを使用し http://localhost:8088 へアクセスすると Controller の Web 管理ページにアクセスすることができます。
Web上に「Welcome to use Omada Controller」と表示されたら、ウィザードに従ってOmada Controllerのセットアップを行ってください。
4. アンインストール
Omada Controller をアンインストールする場合は、インストールパス(標準 /opt/tplink/EAPController) に移動し、「bash uninstall.sh」 コマンドを実行してください。
アンインストール時に、データベースのバックアップを行うかどうかを選択することができます。バックアップフォルダは /opt/tplink/eap_db_backup です。
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