監視システム上でIPアドレスが競合しないようにするには?
複数のデバイスを同じネットワーク内に同じIPアドレスで割り当てると、IPアドレスの競合が発生します。監視システムにおいてIPアドレスの競合はカメラの追加の失敗・カメラの切断頻度の増加・不安定なライブ視聴等、様々な問題の要因となる場合があります。
ネットワーク内でIPアドレスが競合しないようにし、安定した監視システムを実現できるよう回避方法のヒントをご紹介します。
【監視システムで起きやすいIP競合の例】
- IPカメラ間のIPアドレスの競合
監視システム内で2台のIPカメラが同じIPアドレスを使用している場合、1つのチャンネルのライブ視聴画面に、両カメラの映像が切り替わりながら表示されます。
- IPカメラ/NVRとPC等その他クライアント間のIPアドレスの競合
この場合、モニター画面に映像が表示されくなります。
【IPアドレスの競合を防ぐには?】
上記のような現象が起きた場合、IPアドレスの競合が発生していないか確認する必要があります。
- VIGI NVRとその他クライアント間で競合している場合
VIGI NVRでは、NVRとローカルネットワーク内のその他クライアント間でのIPの競合を検知することができます。検知された場合は通知が届きます。NVRの管理画面を 設定 > ネットワーク> 接続 と進み、IPアドレスを変更してください。または、NVRとIPが競合しているデバイスを確認のうえ変更してください。
- 1台または複数のVIGIカメラとその他クライアント間で競合している場合
VIGI NVR・VIGI Security Manager・VIGIアプリのいずれかでVIGIカメラを初めて追加する際、未使用の静的IPアドレスが自動で設定されます。ただし、VIGIカメラの追加後にIPアドレスの競合が発生した場合は、デバイスのIPアドレスを変更する必要があります。
VIGIカメラのIPアドレスを変更する場合はこちらをご参照ください。
各機能や設定についてはダウンロードセンターから当該製品のマニュアルを入手してください。
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