スピードテストのしかた

その他の設定
更新済み03-25-2022 10:49:02 AM 115353
対象製品: 

注意:

1. この記事ではTL-WR841Nのような製品のスピードテスト結果が低速な場合に適用されます。

2. 以下の条件に該当する場合は、この記事は該当しません: Speedtestツールは、デバイス本体に付属しています。

準備:

  1. PCなどをTP-Linkルーターと有線接続し、PC/スマートフォン/タブレットをTP-LinkルーターとWi-Fi接続します。
  2. スピードテストを行う際は動画再生や各種アプリのアップグレードなど速度に影響を与える大容量のネットワーク通信はすべて停止してください。
  3. ネットワーク品質評価の参考となるツール「inSSIDer」「Network analysis」をあらかじめインストールしておく必要があります。
  4. ルーターを工場出荷時の状態に初期化をします。

 

Step I. 環境的要因を把握する

1. ルーターのアンテナの位置を確認します。

参照: 外部アンテナの特性について

注意: Wi-Fiルーターを床に置くと無線のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるので避けてください。以下の画像は位置関係の説明のために床に設置しています。

以下のようなポジショニングは避けてください:

  1. アンテナの向きがバラバラ;
  2. 計測する端末とルーターが近すぎる;
  3. アンテナの向きと計測端末の位置関係が合致していない
  4. ルーターの設置場所の高さ(およびアンテナの向き)と計測端末の高さが著しくズレている

2. テスト環境の干渉源を特定する:

方法1: inSSIDerを起動します。

下記画像赤枠の箇所で近隣の電波干渉を確認します。

方法 2: WDS対応機種の場合はWDS設定画面のスキャン機能を利用します。

Step II. 比較テスト

1.比較する2台のルーターと同じ高さ・同じ位置に設置し、計測端末も同じ位置に配置してください。

2.それぞれのルーターは端末で、交互にテストを行ってください。

3.テストの際のWi-Fi設定は必ず同じにしてください。

以下のような設定に固定してください:

Wi-Fiバンド

モード

チャンネル

チャンネル幅

RTS閾値

2.4GHz

802.11b/g/n mixed

1

HT40

2347

5GHz

802.11a/n/ac mixed

36~48のいずれか

HT80

2347

4. 設定ファイルをエクスポートします。(conf.bin)

5. 比較試験の全プロセスのデータを記録します。

6. ネットワークカードのステータスを確認します。

パス: コントロールパネル -> ネットワークとインターネット -> ネットワーク接続

Wi-Fiのカードをダブルクリックし、現在のリンク速度を確認します。

この表から、お手持ちのデバイスを標準仕様と比較することができます:

1. 有線接続とWi-Fi接続の速度を比較します。

Step III. ルーターの設定を変更する

WAN側の設定を変更する

1. QoSが有効になっている場合は無効化します。

2.帯域幅制御が有効になっている場合は無効化します。

3.NATが有効になっていて、MTUの値が既定値のまま変わっていないかを確認します。

※機種によって各項目の箇所は異なりますが、わからない場合はルーターを初期化するとNATは有効でMTUは規定値に戻ります。

4. Wanのリンクモードを確認

ADSL/VDSLは、このデータ表から区別することができます。

ADSL (アップロード最大<2Mbps ダウンロード最大<25Mbps)

2.4GHz Wi-Fiの設定

 

1. 計測する端末でinSSIDerを起動し情報を確認します:

チャンネル: 10

リンク速度: 65Mbps

RSSI: -85dBm

関連するBSSID: 00:11:22:33:44:55

2. パッケージのキャプチャ

以下のパラメーターに設定します:

RTS閾値: 2347 When there is less interference

Short GI: 有効

WMM: 有効

TxBF: 有効

MU-MIMO: 無効 (単体でのテストなので不要です)

Snifferをオンにして、適切なチャンネルのパケットをキャプチャします;

ビーコンフレームとプローブレスポンスのパッケージの記録します;

2. ワイヤレスレートを改善させるには

inSSIDerを用いて干渉の少ないチャンネルを選択し、異なるチャンネルの干渉と信号強度を記録します。;

チャンネル幅(帯域幅): 干渉がひどい場合はHT20(20MHz)に設定します。干渉が少ない場合はHT40(40MHz)に設定します。

 

5GHz Wi-Fiの設定

1.計測する端末でinSSIDerを起動し情報を確認します:

チャンネル: 44

リンク速度: 135Mbps

RSSI: -85dBm

関連するBSSID: 00:11:22:33:44:55

2. パッケージのキャプチャ

以下のパラメーターに設定します:

RTS閾値:2347 (When there is less interference)

Short GI: 有効

WMM: 有効

TxBF: 有効

MU-MIMO: 無効 (単体でのテストなので不要です)

Snifferをオンにして、適切なチャンネルのパケットをキャプチャします;

ビーコンフレームとプローブレスポンスのパッケージの記録します;

3.ワイヤレスレートを改善させるには

inSSIDerを用いて干渉の少ないチャンネルを選択し、異なるチャンネルの干渉と信号強度を記録します。;

チャンネル幅(帯域幅): HT80(80MHz)に設定します。

 

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