DecoのUSB共有機能(簡易NAS)の使い方
DecoのUSBポートにUSBストレージデバイスを挿入すると、ローカルまたはインターネット経由でリモートからファイルにアクセスして共有できます。
ここではDeco BE95を例に説明します。実際のアプリ画面は製品モデルによって若干異なる場合があります。
1. Decoアプリを開きます。[もっと]タブに移動し、[詳細] > [USB共有]を選択します。
以下の設定を行うことができます:
- 接続デバイスの管理
ここですべての接続済みUSBデバイスを確認し、USBデバイスの利用可能容量を確認したり、USBデバイスを取り外したりできます。
- セキュリティのためアクセス権限を設定
データセキュリティのため、USBデバイスへのアクセス権限を設定すると、ネットワーククライアントがUSBデバイスにアクセスする際にユーザー名とパスワードの入力が必要になります。ユーザー名はデフォルトで「admin」で、パスワードはランダムに生成されます。[アクセス権限]をタップしてパスワードを確認してください。
- Time Machine
有効にすると、DecoのUSBデバイスをmacOSデバイスのTime Machineバックアップディスクとして設定できます。
Time Machine画面で、Time Machineバックアップ用のディスクとして使用するデバイスを選択できます。
Time Machine機能に使用するストレージ容量を制限することもできます。
- USB設定
USB 3.0干渉低減を有効にする (一部機種のみ対応)
有効にすると、USB 3.0が2.4GHz Wi-Fiのパフォーマンスに影響を与えます。USB 3.0干渉低減を有効にすると2.4GHz Wi-Fiのパフォーマンスが向上しますが、USB 3.0のデータ転送速度が低下します。
カスタムネットワーク/メディアサーバー名
ファイル共有時に簡単に見つけられるよう、ネットワーク/メディアサーバーの名前を設定します。
メディア共有
メディア共有を使用すると、タブレット、スマートTV、XBOX、PlayStationなどのDLNA対応デバイスから、USBデバイスに保存された写真、音楽、動画に直接アクセスして共有できます。
USBデバイスをDecoに挿入すると、Decoに接続されたコンピューターなどのDLNA対応デバイスがUSBデバイスを検出し、保存されたメディアファイルを再生できます。
ネットワークネイバーフッド(マイネットワーク)
ネットワークネイバーフッド(マイネットワーク)を有効にすると、ネットワーク上のユーザーは、Decoアプリの画面に表示されているアドレスでUSBデバイスにアクセスできます。
注: アドレスはネットワーク/メディアサーバーの名前です。
FTP (ローカル)
FTP (ローカル) を使用すると、FTPクライアントとネットワーク上のユーザーがFTP (ローカル) アドレス経由でUSBデバイスにアクセスできます。
FTP (インターネット経由)
FTP (インターネット経由) を使用すると、FTPクライアントとユーザーがFTP (インターネット経由) アドレスを通じて、共有USBデバイスにリモートでアクセスし、ファイルのダウンロードやアップロードを行えます。必要に応じてポートを設定できます。
以下の場合はインターネット経由のFTPは利用できません。
- 動作モードがブリッジモードの場合
- インターネット接続タイプがIPv6 IPoEの場合(v6プラス・MAP-E・DS-Lite)
- Decoの上位に別のルーターがある場合(Nuro光・au光など)
- 回線側でネットワーク外からのアクセスを制限している場合(マンションの共有回線など)
- インターネット経由のFTPを有効化した際、ftpのアドレスが192.168~などプライベートアドレスになっている場合(この場合はDecoが別のルーターに接続されています)
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