Passive PoEとは
Passive PoEとは、PoE規格(802.11af/atなど)に準拠しないPoE給電方法です。
通常、PoE規格(802.11af/atなど)では、給電側(PSE)と、受電側(PD)が相互にネゴシエーションを行い、給電する電圧などの調整を行います。
PassivePoEでは、これらのネゴシエーションを行わず、PassivePoE給電装置に接続した機器に対して給電を行います。
PassivePoEでは、規格に準拠するための装置を省くことにより、コストの低減や、規格に含まれない電圧の対応が可能になります。
PassivePoEでは、PassivePoE給電装置が接続されている機器に対する認識やネゴシエーションを行わずに給電を開始するため、PassivePoE給電装置が同梱されていた機器以外をPassivePoE給電装置に接続した場合、機器を高い確率で破壊します。
そのため、PassivePoE給電装置が同梱されていた機器以外は、絶対にPassivePoE給電装置と接続してはいけません。
このFAQは役に立ちましたか?
サイトの利便性向上にご協力ください。