Wi-Fiの2.4GHzと5GHzにはどんな違いがありますか?

適用要件
更新済み11-09-2020 11:37:12 AM Number of views for this article1191403

デュアルバンドやトライバンドのルーターは2.4GHzと5GHzのWi-Fi電波を放ちます。

これらは周波数が違い仕様に大きな差があるので特徴を理解したうえでWi-Fiを利用することでより便利にインターネットを利用できるようになります。

2.4GHz
メリット
・従来から使用されている規格であるためほぼすべてのWi-Fi対応の機器と接続が可能です。
・透過性が高く、ルーターと各端末の間に壁や床等があっても接続を維持しやすいので遠距離でも接続を維持しやすい性質があります。
デメリット
・チャンネル数が少なく、利用している機器も多いので近所のWi-Fiや電子レンジ等の家電製品から発生するノイズから電波干渉を受けます
・5GHzと比較すると速度はあまり期待できません

5GHz
メリット
・新しい規格なので使用端末が少ないので電波干渉の可能性が低いです。
・W53やW56といったチャンネルに対応しているとさらに広大なチャンネルが使用できるようになります。
・ルーターと端末が11acや11ax等の高速規格に対応していると実測でも有線接続並みの高速な通信速度が期待できます
デメリット
・2014年ころから普及したのでそれ以前に発売された製品は非対応なものが多いです。
・2.4GHzと比べて壁や床などを透過性が低いので複数の部屋などをまたぐと接続が維持できなくなることがあります。
・(W53とW56は)気象や軍事レーダーと同じチャンネルを使用している為、一部の地域では停波することがあります。
・(W53とW56は)AmazonのEchoやFireシリーズなど非対応の機器もあるので注意が必要です。
・(W53とW56は)海外製品はチャンネルが日本向けと異なるチャンネルを利用しているので接続が出来ない場合があります。

 

以上のような特徴があるのでPC・スマートフォン・ゲーム機など高速での通信が必要な端末はなるべく5GHzで接続し、ルーターから離れた場所で利用する場合は2.4GHzなどに切り替えての利用をお勧めいたします。

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